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麻疹(はしか)の流行

[2019.02.19]

最近、大阪近辺を中心に、再び麻疹の流行が報告されています。

麻疹(はしか)は肺炎や中耳炎を合併しやすく、重症化すると脳炎を引き起こし、まれに死亡することもあります。

治癒後数年~10 年程度経ってから、10 万人に 1 人程度の割合で亜急性硬化性全脳炎という難病を発症することがあります。

また、妊娠中に麻疹に感染すると流産・早産・死産が3~4割の確率で起こるので注意が必要です。

麻疹に対する免疫が自分に獲得できているのか?確認が必要です。一度でも麻疹に罹患していれば問題ありません。

麻疹の予防接種の変遷→

1977年以前:定期予防接種もなかったが、自然感染も多かった。

1978年~2005年:定期一回接種のみ:免疫力不十分な可能性あり ただし、1990年~1999年生まれは追加接種施行しています。

2006年以降~:定期二回接種しているので、免疫あり

母子手帳などを確認して、接種を受けていない、免疫が獲得できていない年代の方は抗体検査→予防接種をお勧めします。

(抗体検査は3850円です。初診料3000円別。予防接種は現在 麻疹風疹混合(MR)ワクチンのみになります。)

 

 

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